庭園について

ヴァンジ彫刻庭園美術館の庭園内には、さまざまな品種のクレマチスが四季折々に咲き誇り、一年を通してクレマチスの魅力をご鑑賞いただけます。クレマチスと他の植物を組み合わせることにより、さらに美しい表情が生まれ、四季とともに移り変わるクレマチスと植物たちのハーモニーをお楽しみください。
クレマチスガーデンの情報はこちらのwebsiteでもご覧いただけます。

白花のクレマチスが主役のガーデン

静岡県東部、富士山麓の丘陵にあるという土地の気候条件のもと、現代の、日本ならではのクレマチスをテーマとした庭園を目指してオープンしたクレマチス ガーデン。その中の一角に、アンスンエンシス、アーマンディー、白雪姫、白万重、アルバ・ラグジュリアンス、カイウなど、数々の白花のクレマチスを集めたホワイトガーデンがあります。ホワイトクレマチスが主役のガーデンは日本ではここだけ。ガーデンを彩るクレマチス以外の植物も繊細な白を基調とし、控えめでいながら、人の心をひきつける、可憐な花々がたくさん植栽されています。ガーデンをいつ訪れてもお楽しみいただけるよう品種にこだわりながら、ご家庭でのガーデニングの参考にしていただけるようなデザイン性の高いガーデンを目指しています。

外周のフェンス、ポール仕立てのクレマチス

園内では外周フェンスやアーチ、ポールなどに絡ませた優雅なクレマチスをご覧いただけます。樹木にからませたモンタナやアーマンディーなど、自然植栽風に仕立てたクレマチスや、ショップ前のコンテナガーデン、木立性品種を集めたアイランドベッドと呼ばれる島型のガーデン、そして石垣壁ではバラとクレマチスの競演など、見どころがたくさん。シーンごとに変化するクレマチスのさまざまな表情をお楽しみください。アーチの下にあるベンチに座って庭園の風景を眺めたり、ティーハウス「ガーデナーズハウス」でハーブティーを楽しむなど、思い思いのひとときをお過ごしいただけるでしょう。

カナールのボーダーガーデン

園内からイタリアンレストラン「リストランテ プリマヴェーラ」に続くカナール(水路)では、やさしい色合いの可憐な花々が季節ごとに開花し、心地よい風が通り抜けていきます。この小径はカナールのボーダーガーデンと呼ばれ、来園者に人気です。

ガーデナーズハウスや東屋から庭園を眺める

ガーデナーズハウスには可憐な植物でコーディネートされたスモールガーデンがあります。専属ガーデナーの選りすぐりの植物や美しいカラースキームをお楽しみください。 また、ヴァンジ彫刻庭園美術館展示棟出口の近くにある「東屋(あずまや)」と呼ばれる休憩所からは美しい植物に囲まれて広々とした庭園の眺めをご覧いただけます。

クレマチスのプロフィール

クレマチスは、キンポウゲ科クレマチス属の植物。もともとクレマチス(Clematis)の学名は、ギリシャ語で”つる”を表す「Klema」が由来と言われています。クレマチスは、ガーデニングの本場イギリスでバラとともに親しまれており、バラをキング、クレマチスをクィーンと呼んでいることからもわかるように「つる性植物の女王」と呼ばれています。クレマチスの花言葉は「心の美」、「高潔」。その気品のある美しさは見る人をやさしい気分にしてくれます。また、こんなエピソードもあります。16世紀に英国の植物学者ジェラードは、英国に自生するクレマチスの原種(ヴィタルバ)に「旅人の喜び」(トラベラーズ ジョイ)という名前をつけたそうです。