展覧会
過去の企画展
開館15周年記念展「生命の樹」
会期: 2017年4月22日(土)-2018年3月4日(日)
主催: ヴァンジ彫刻庭園美術館
※会期が2018年3月4日(日)まで延長となりました
ヴァンジ彫刻庭園美術館は、このたび開館15周年を記念し、所蔵作品を中心に、現代においても人間を魅了し続ける樹木について考える「生命の樹」展を開催いたします。
古来より、樹木のイメージは旧約聖書の「生命の樹」や「知恵の樹」に始まり、さまざまな時代、文化に描かれてきました。現代においては画家や彫刻家のみならず、写真家も樹木と向き合い、対話を重ねてきました。写真家の宮崎学は、長野県伊那谷の寒村に立つ一本の柿の木と出会い、約2年間、丘の上の柿の木をめぐる四季と時代とともに移りゆく風景を記録します。本橋成一は、西アフリカ・セネガルの村でバオバブとともに生きる人々の暮らしを写真と映画に記録し、バオバブの幹の表面に刻まれたしるしを解読しようと試みます。現代日本における彫刻を追究し続けてきた戸谷成雄は、現代に失われた森を発掘していくように木々にチェーンソーを入れ、同じく木を素材とする彫刻家・棚田康司は、木と出会い、木に命を見出すように少年少女の姿を彫り出します。そして多くの画家たちは、夢の中に現れるような樹木を巨大なキャンバスに描いており、本展覧会では、現代においても繰り返し描かれている樹をテーマとした絵画を一堂にご覧いただきます。15名の作家たちが表現した樹木との対話を通して浮かび上がってくる現代人の姿、「いのち」のかたちをご体感ください。
参加作家
Rosilene Luduvico、小林孝亘、佐々木愛、杉戸洋、スズキコージ、村瀬恭子、持塚三樹、華雪、大矢真梨子、宮崎学、本橋成一、イケムラレイコ、棚田康司、戸谷成雄、Giuliano Vangi
開館時間:4-8月 10:00-18:00/9-10月 10:00-17:00/11-1月 10:00-16:30/2-3月 10:00-17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:水曜日(5月3日(水)は開館)、2017年12月26日(火)ー2018年1月5日(金)
主催:ヴァンジ彫刻庭園美術館
入館料:4-10月 大人1,200円(1,100円)/高・大学生800円(700円)/中学生以下無料
11月-3月 大人1,000円(900円)/高・大学生500円(400円)/中学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体割引
展覧会関連刊行
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Tree of Life 生命の樹
Tree of Life 生命の樹
書籍詳細
発行:ヴァンジ彫刻庭園美術館
発売:NOHARA
刊行日:2017/9/1
ISBN:978-4-904257-41-8人間と樹木の関係は、古代より現代に至るまで、絵画や彫刻、写真に表現されてきました。「Tree of Life 生命の樹」というタイトルには、現代に生きる美術作家たちがつくり出した樹木のイメージが、今日の私たちの生と深く結び付いているという意味がこめられています。本書には絵画、彫刻、写真など、異なるメディアによる15名の作家たちの作品27点を収録。
関連イベント
- 好評終了
開館15周年記念展「生命の樹」関連企画 書家・華雪 ワークショップ「木」をかく
11月3日(金・祝)13:00–16:00
- 好評終了
映画上映会「バオバブの記憶」
2017年8月27日(日)開場18:30/開演19:00/20:45終了予定
- 好評終了
スズキコージ ワークショップ 頭から樹が生える!
2017年8月27日(日)10:00-15:30
- 好評終了
学芸員によるギャラリートーク
2017年4月22日(土)-11月30日(木)毎週日曜日 14:15-(約40分)
- 好評終了
CANDLE NIGHT 2017
大貫妙子 アコースティックライブ
語りかける音 歌う言葉
〜大貫妙子の音と言葉の世界〜2017年8月13日(日)開場17:30 開演18:00
- 好評終了
持塚三樹 水彩ワークショップ 「木と空を描く」
2017年9月18日(月・祝)14:00-16:00
- 好評終了
佐々木愛/公開制作
2017年4月初旬ー4月末 完成予定
- 好評終了
華雪/パフォーマンス
2017年4月28日(金)13:30-15:30
- 好評終了
華雪/ワークショップ 「木」をかく
2017年6月11日(日)13:00-16:00