ヴァンジ彫刻庭園美術館コレクション展「この星のうえで」

会期: 2013年4月4日(木)─ 5月26日(日)

本展では、7名の現代作家に焦点をあて、この星のうえで育まれてきた私たちの世界に新たな光をそそぐ多様な視点をご紹介いたします。
古来より人々を魅了してやまない星の瞬きは、ときに人がもつ想像力によってつながれ、混沌とした夜空のうちに、いくつもの星座が生み出されてきました。今を生きる作家たちもまた、その豊かな想像力や社会への問題意識によって、現代の複雑な社会のなかに様々なつながりを見出し、私たちの感覚や身体に訴えかける作品を生み出しているといえるでしょう。まるで星のように、作品が美術館に散りばめられた本展は、「想像力の星空」といえるかもしれません。
また文明や歴史、自然をみつめる作家のまなざしは、遥か遠くにある星と同様に、私たちが今立っている地球も一つの星であることを、気づかせてくれることでしょう。この星のかけがえのなさを、静かな光で照らし出す作品が織りなす満天の星空を、ぜひご覧ください。

  • 森万里子, 《トランスサークル 》2004年 (C)Mariko Mori

  • 《the day going back home 》1996年 (C)Hiroshi Sugito

  • 志村信裕, 《bucket garden》2012年 (C)Nobuhiro Shimura, Photo by Hako Hosokawa

主催: ヴァンジ彫刻庭園美術館
出品作家: 小林正人、杉戸洋、島袋道浩、志村信裕、野口里佳、廣瀬智央、森万里子

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