すべての ひとに 石が ひつよう
目と、手でふれる世界

会期: 2021年10月23日(土)-2022年3月29日(火)

主催: ヴァンジ彫刻庭園美術館

私たち人間は太古の昔から、祭祀や儀式のために、また禍いからの護身や豊穣多産の願いを込めて、自然物である石を彫り、かたちをつくってきました。現代に生きる作家たちもまた、ゆるぎない強さを持つ石との出会いの中で、石という素材と、そして石と対峙する自分自身と向き合いながら作品を制作しています。本展では、「石の声」を聴くように制作を行う8 名の作家による石彫作品を紹介します。
この世にある目に見えない気配、神聖な場所から感じ取れる何かを石の力を借りて可視化しようとする長谷川さちや、人間をテーマに石を彫り続け、各地で石を磨くプロジェクトを精力的に行い、人と石とをつなげる冨長敦也、自然を洞察し瞑想するための場所を樹木の影をもとに形づくるホセイン・ゴルバなど、作家たちはそれぞれに石を彫り、かたちをつくっています。丁寧に「石の声」を聴き、制作された彫刻作品を鑑賞することは、石と人間の根源的なかかわりについて、そして、今ここにいる自分という存在について、思いをめぐらせることになるでしょう。
また本展では、作家による作品を、目でみるだけではなく、手でふれて鑑賞することができます。実際に作品にふれることで、作家がその石にみたものや感じたものと出会うことができるかもしれません。「石の声」に耳を傾けながら、石が持つ確かな世界に、目と手でふれてみませんか。

参加作家
イケムラレイコ、大木逹美、北川太郎、ホセイン・ゴルバ、長谷川さち、廣瀬智央、冨長敦也、ジュリアーノ・ヴァンジ

「すべての ひとに 石が ひつよう」展 特設Facebook

※皆様に安心して過ごしていただくため、来館のお客様にも感染予防のご協力をお願いしております。ご来館前にこちらをご確認ください。

  • 冨長敦也《地平の人》2004年

  • 北川太郎《手の考える世界》2016-2021年

  • ホセイン・ゴルバ《自然を洞察し、瞑想するための7つの休憩の場所、第5ストップ「水の音を聴く」》2001年(参考作品)

  • ジュリアーノ・ヴァンジ《ヨブ》2006年

開館時間:10月・2月・3月 10:00-17:00 /11-1月 10:00-16:30 (入館は閉館の30分前まで)
休館日:水曜日(11月3日、2月23日(水・祝)は開館)、年末年始(2021年12月26日-2022年1月5日)
入館料:10月 大人1,200円(1,100円)/高・大学生800円(700円)/中学生以下無料
11月-3月 大人1,000円(900円)/高・大学生500円(400円)/中学生以下無料
※( )内は20名様以上の団体割引

 

関連イベント

トークイベント「なぜすべての人に石が必要なのか?」
日時:未定(決まり次第お知らせいたします)
定員:50名(要予約、自由席)
出演(予定):イケムラ・レイコ、北川太郎、冨長敦也、長谷川さち、廣瀬智央、水沢勉(神奈川県立近代美術館館長)、岡野晃子(当館副館長)

冨長敦也によるワークショップ「Love Stone Project ─クレマチスの丘」
日時:会期中に複数回実施予定
講師:冨長敦也(本展参加作家)、美術館学芸員
参加費:当日の入館料のみ、申込不要

北川太郎によるワークショップ「石の家をつくろう」
日時:3月19日(土)14:00-16:00
講師:北川太郎(本展参加作家)
定員:15名(要予約)
参加費:当日の入館料のみ
お申し込み開始日:2月7日(月)10:00より

※イベント、ワークショップは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、変更または中止することがございます。
※詳細が決まり次第、当館ウェブサイトやSNSでお知らせいたします。

 

関連する展覧会

本展出展作家が参加している展覧会をご紹介いたします。

真鶴町 石の彫刻祭2021>>
会期:2021年11月1日(月)より恒久設置
会場:ケープ真鶴、琴ヶ浜ほか
神奈川県西部の真鶴半島で実施される石の彫刻祭です。本展参加作家のうち、6名(イケムラレイコ、北川太郎、冨長敦也、長谷川さち、廣瀬智央、ホセイン・ゴルバ)が参加しており、2021年11月より作品が恒久設置されます。
詳細はこちら

国立民族学博物館 ユニバーサル・ミュージアム-さわる!“触”の大博覧会
会期:2021年9月2日(木)-11月30日(火)
会場:国立民族学博物館 特別展示館
本展と同時期に開催される、作品にふれることができる展覧会です。大阪府の国立民族学博物館で開催されます。本展参加作家のうち、北川太郎と冨長敦也も出展しています。
詳細はこちら