イベント

シンポジウム「生きとし生けるもの」

2016年10月30日(日) 12:30‒17:00

クレマチスの丘ホール(ヴァンジ彫刻庭園美術館隣接会場)

人と動物との関係、生の在り処を考える

今を生きる私たちにとって、動物とはどういう存在なのでしょうか。「生きとし生けるもの」展参加作家の作品にまつわる声に耳を傾け、美術の領域にとどまらないさまざまな芸術の表現から、現代の人と動物との関係を考えます。

出演
新居幸治(Eatable of Many Orders)、管啓次郎、染谷悠子、中谷ミチコ、西島大介、橋本雅也、宮崎学、ムラタ有子、森啓輔

定員
150名 全席自由 要予約

料金
無料

予約方法
お電話にてお申し込みください。
クレマチスの丘コミュニケーションセンター
Tel. 055-989-8785(水曜休)

第1部 基調講演
野生動物を1970年代より撮影してきた宮崎学氏と、生態系の復元を「リワイルディング(再野生化)」というキーワードから思考している管啓次郎氏に、それぞれのご活動について自然環境と動物の関係から講演いただきます。
12:30−13:15 「自然からのメッセージ」 宮崎学(写真家)
13:20−14:05  「動物のいのちとリワイルディング(再野生化)」 管啓次郎(詩人、比較文学者)

第2部 ディスカッション1
ファッション、マンガ、広告といった現代社会と密接に関わる分野でのご活動についてお話しいただきます。また、「DJまほうつかい」として音楽活動をされている西島大介氏によるピアノコンサートも開催します。
14:20−15:20 「人間社会と動物―ファッション・マンガ・イメージ」
出演:新居幸治(Eatable of Many Orders | ファッションデザイナー)、西島大介(マンガ家)、ムラタ有子(画家)、森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)
15:25−15:45  DJまほうつかい小さなコンサート
出演:西島大介(DJまほうつかい)、吉田隆一、石塚周太

第3部 ディスカッション2
人間の芸術表現において、長く重要なモチーフであった動物と自然。本セクションでは展覧会の展示作品について、画家、彫刻家の立場からそれぞれの動物にまつわる体験や自然観を交えて解説いただきます。
16:00−17:00 「芸術表現と動物の生/死」
出演:染谷悠子(画家)、中谷ミチコ(彫刻家)、橋本雅也(彫刻家)、森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)

※各プログラムの間に15分の休憩をはさみます。

プロフィール

  • Photo: Motohiro Naito

    新居幸治(Eatable of Many Orders)

    1975年東京都生まれ。多摩美術大学で建築を学んだ後、アントワープ王立美術アカデミー卒業。新居洋子とともに鞄・靴を中心としたブランド「Eatable」を 2007年より開始(2008年に「Eatable of Many Orders」に改名)。Eatable of Many Orders名義での近年の主な展覧会に「Future Beauty 日本ファッションの未来性」(東京都現代美術館、東京、2012年)など。

  • 管啓次郎 Keijiro Suga

    1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学理工学部教授。ASLE-Japan/文学・環境学会代表。著書として『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(以上、河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』(左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、詩集『Agend’Ars』4部作など。

  • Photo: Kenji Takahashi

    染谷悠子 Yuko Someya

    1980年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院絵画専攻版画科修了。2004年に町田市立国際版画美術館「全国大学版画展」収蔵賞/観客賞、2014年に上野の森美術館「VOCA2014」佳作賞受賞。近年の主な個展にRichard Heller Gallery(サンタモニカ、2014年)、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery(東京、2013年)、小山登美夫ギャラリー京都(京都、2010年)など。

  • Photo: Adam Dressen

    中谷ミチコ Michiko Nakatani

    1981年東京都生まれ。ドレスデン造形芸術大学 Meisterschülerstudium修了。近年の主な個展に「暗い場所から、明るい場所まで」 (Maki Fine Arts、東京、2015年)、「souzou no kage」(森岡書店、多摩美術大学彫刻棟ギャラリー、ともに東京、2014年)、「Souzou no Yoroi」(Galerie Rothamel、フランクフルト、2014年)、「Schatten der Vorstellung」(Galerie Grafikladen、ドレスデン、2014年)など。

  • Photo: Miho Kakuta

    西島大介 Daisuke Nishijima

    1974 年東京都生まれ。広島県在住。2004 年描き下ろしコミック『凹村戦争』(早川書房)でマンガ家としてデビュー。作品に『世界の終わりの魔法使い』(河出書房新社)、『ディエンビエンフー』(小学館)など。2012 年に刊行した『すべてがちょっとずつ優しい世界』で第3 回広島本大賞を受賞、第17 回文化庁メディア芸術祭推薦作に選出。「DJまほうつかい」名義でピアノ演奏による音楽活動も行う。

  • Photo: Tsutsumi Yano

    橋本雅也 Masaya Hashimoto

    1978年岐阜県生まれ。独学で彫刻の技術を習得し、制作を続ける。主な個展に「橋本雅也 間なるもの」(金沢21世紀美術館デザインギャラリー、2014年)、「殻のない種」(ロンドンギャラリー、2012年)、グループ展に「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(東京オペラシティ アートギャラリー、2015年)、「古代礼賛、中世礼賛」展(正木美術館、2009年)など。

  • 宮崎学 Manabu Miyazaki

    1949 年長野県生まれ。1978 年『ふくろう』で第1 回絵本にっぽん大賞、1982 年『鷲と鷹』で日本写真協会新人賞、1990 年『フクロウ』で第9 回土門拳賞、1995 年『死』で日本写真協会年度賞、『アニマル黙示録』で講談社出版文化賞受賞。

  • ムラタ有子 Yuko Murata

    1973年神奈川県生まれ。セツ・モード・セミナー卒業。近年の主な個展にギャラリーSIDE 2(東京、2012年)、Gallery Hyunda(i ソウル、2012 年)、Inman Gallery(ヒューストン、2010 年)、Galeria Horrach Moya(マヨルカ、2010 年)など。

  • 森 啓輔 Keisuke Mori

    1978年三重県生まれ。ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員。主な展覧会に「イケムラレイコ PIOON」、「菅木志雄」、「クリスティアーネ・レーア 宙をつつむ」(ともにヴァンジ彫刻庭園美術館)。主な評論・論文に、「高松次郎《THE STORY》――反復および知覚される持続について」(『美術手帖』第14回芸術評論入選、2009年)など。

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