クレマチスの丘のイベント・ワークショップ

NOHARA BOOKS



ヴァンジ彫刻庭園美術館「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」展 関連企画
はじめまして、放散虫

会 期|2020年8月6日(木)–9月29日(火)
定休日|水曜日(8月12日は営業)
時 間|8月 10:00–18:00/ 9月 10:00-17:00
料 金|無料
会 場|NOHARA BOOKS

放散虫の標本を電子顕微鏡で撮影した写真と合わせて、自然にかかわる本を制作している、スタジオ・ポーキュパインの絵本『ほうさんちゅう ちいさなふしぎな生きもののかたち』(アリス館、2019年)や、さまざまな生きものの本を紹介します。 目に見えないところに広がる、ワンダーな世界を探検してみましょう!

 

 

 

 <お客様へのお願い>
 みなさまに安心して過ごしていただくため、来館のお客様にも感染予防のご協力をお願いしております。
 お越しになる前にこちらのページをご確認ください。

 




放散虫(ほうさんちゅう)は、ガラス質の骨格をもつ単細胞のプランクトン。骨格の大きさは0.1~1mmくらいで、どこの海にもぷかぷか漂っている、小さな不思議な生きものです。トゲトゲしていたり、穴だらけだったり、いろいろな形をしています。とても小さいのですが、顕微鏡で見ることができます。
本展では、「電子顕微鏡」で撮影した放散虫の写真を展示しています。写真は、1億年以上前の化石の放散虫です。複雑で美しい様々な形を、ぜひじっくりご覧ください。


画像提供:松岡篤



会場では、放散虫の写真展示と絵本の紹介に加え、放散虫の立体模型や放散虫の映像などもご覧いただけます。写真をじっくり見たり、模型をさわったり、色々な角度から放散虫のふしぎに触れてみましょう。
そのほか、ジュエリーデザイナーの横山隼氏による放散虫の銀細工や放散虫トランプなど、ユニークな商品もさまざま取り扱います。生活のなかにも、ワンダーな世界を取り入れてみませんか?



立体模型(横山隼 作)



顕微鏡で、本物の「放散虫(ほうさんちゅう)」の化石をみてみましょう。誰もが驚く、複雑で美しい形をじっくりご覧ください! 開催時間中、いつでもお立ち寄りいただけます。


日程:9月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)、22日(火・祝)
時間:13時〜15時 
場所:NOHARA BOOKS
対象:どなたでも
料金:無料


*感染症対策のため、顕微鏡使用後は、グループごとに消毒を行います







会場では、放散虫の質問箱を設置しています。皆さんからいただいた質問は、放散虫研究者の松岡篤先生が答えてくださいます。

会場で掲示している質問・回答を、以下のページでご紹介します。ぜひご覧ください。






2019年に刊行された『ほうさんちゅう ちいさな ふしぎな 生きもののかたち』(アリス館、監修・松岡篤、文・かんちくたかこ)は、放散虫の写真が満載の写真絵本。ページをめくるたびに、美しくて複雑な放散虫の世界にどんどん惹き込まれていきます。巻末には、放散虫の生態などの詳しい解説も付いています。

アリス館
スタジオ・ポーキュパイン

他にも、スタジオ・ポーキュパインが制作した、生きものの絵本を紹介します。お気に入りの1冊をぜひみつけてくださいね。

オンラインショップでも取り扱いしております。
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プロフィール

監修者
松岡篤氏(新潟大学)

1958年 兵庫県生まれ。アンモナイトの研究者を目指して大阪市立大学に入学。在学時に放散虫の研究が日本の地質の認識を大きく変えた「放散虫革命」に遭遇し、放散虫研究を開始する。 プレートテクニクス分野の付加体研究で理学博士の学位取得。1987年 新潟大学講師に着任、助教授をへて2002年より教授。2014-2017年 国際放散虫研究者協会会長をつとめる。


立体模型制作
横山隼 氏

生物造形作家、ジュエリーデザイナー。「手のひらの博物館」をコンセプトに、骨格をはじめとして、さまざまな生物の美しくて興味深い「造形」を銀細工にしている。その造形は「博物学」から見ても正確であることを目指し、複数の博物館の展示模型も製作している。放散虫の複雑で繊細な形に魅入られ、研究者とともに銀や樹脂を使って立体にしている。


企画
スタジオ・ポーキュパイン(STUDIO POCUPINE)

ポーキュパインはヤマアラシのこと。「世界の人々を全員自然好きにしてしまうのだ!」の野望のもと、生物、自然科学専門に本の企画、編集、執筆、写真撮影を行うちょっとしたショッカーのような組織。放散虫には生物、アート、デザインといったさまざまな要素をもつ可能性を感じ魅かれます。手がけた本に『つばめのハティハティ』(アリス館)『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』(技術評論社)、『チリメンモンスターのひみつ』(偕成社)など多数。
http://www.studio-porcupine.com/


かんちく たかこ

自然のこと、生きもののことをわかりやすく楽しく伝えたいと思って、本に文を寄せています。放散虫は形がいろいろで、じっくり見れば見るほどふしぎな気持ちになるのがおもしろいなぁと思っています。たくさんあいた穴のなかや、見えない下のほうものぞくことができたら、どんな形だろうとわくわくしながら本にしました。おもな著書は『かくれているよ 海のなか』『すずめのまる』(アリス館)、『くらべて よもう どうぶつの赤ちゃん』(あかね書房)、『ほんとのおおきさ恐竜博』(学研プラス)など。