こわくて、たのしいスイスの絵本展
~クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界~

会期: 2023年4月8日(土)~7月2日(日) 主催: ベルナール・ビュフェ美術館
協力:小さな絵本美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館
後援:静岡県教育委員会、長泉町教育委員会、清水町教育委員会、裾野市教育委員会、沼津市教育委員会、三島市教育委員会、静岡新聞社・静岡放送
  • クライドルフ『花のメルヘン』より
    《プリムラの花園》

  • フィッシャー『こねこのぴっち』より扉絵
    ©ハンス・フィッシャー

  • ホフマン『おおかみと七匹のこやぎ』
    《こやぎたちベッド》©フェリックス・ホフマン

印刷技術の革新とともに、たくさんの絵が入った子どもたちのための本が登場した19世紀。その後、スイスでは、たくさんの素晴らしい絵本が生み出されます。
アルプスの植物や蝶や虫といった小さな生きものを見つめ、花々を装飾的に擬人化した『花のメルヘン』などで絵本画家の先駆けとなったエルンスト・クライドルフ(1863-1956)。『ブレーメンのおんがくたい』や『こねこのぴっち』など、軽やかで勢いのある線で動物たちを描いて人気を博したハンス・フィッシャー(1909-1958)。日本でも愛されるグリム童話の絵本『おおかみと七ひきのこやぎ』や『スイスの伝説』を、あたたかくユーモアあふれる絵で表現したフェリックス・ホフマン(1911-1975)。
今や「クラッシック」ともいえる彼らの絵本は、見る人を惹きつけてやまない、ちょっとぞくぞくするこわさ、わくわくする楽しさ、うっとりする美しさにあふれています。本展では、長野県にある「小さな絵本美術館」の協力のもと、フィッシャーの原画やクライドルフの初版リトグラフ、ホフマンの手描き絵本など約140点で、スイスを代表する3人の絵本の世界を紹介します。

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2023年3月末をもって無料シャトルバスが廃止となりました。恐れ入りますが、三島駅からは路線バス・富士急シティバスの「駿河平線」をご利用ください。南口のバスターミナル3番乗り場発となります。(このバスはJR御殿場線長泉なめり駅にも立ち寄ります)本数が限られていますのでご注意ください。当館アクセスのページはこちら
最新の時刻表、料金表は富士急シティバスのページからご確認をお願いいたします。

「クレマチスの丘」の次のバス停「ビュフェ美術館前」で下車、バス通りから左に入る坂道を下ると駿河平自然公園と当館の駐車場に出ます。その先のY字を左に進み、右にある美術館へのアプローチをお進みください。ビュフェの「くわがた虫」の彫刻が見えます。