南インド古典舞踊バラタナティヤムを楽しみませんか?(予約不要)

開催日 : 1月14日(月・祝)13時~、14時~、15時~(各回20分程度) 開催場所 : ビュフェこども美術館

企画展「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」関連イベントとして、南インドの古典舞踊を楽しみます。

インド四大舞踊の中でも最古といわれるバラタナティヤム(Bharata Natyam)。タラブックスのある街チェンナイを州都とするタミル・ナードゥ州発祥の舞踊です。もともとは神に奉納する踊りでした。一時失われかけた伝統を、19世紀初頭に舞台芸術として復興させたものが現代に続いています。タラブックスの展覧会最終日、ビュフェこども美術館でバラタナティヤムをご覧いただけます。

日時:1月14日(月・祝) (1)13時~ (2)14時~ (3)15時~ (各回20分程度)
会場:ビュフェこども美術館
出演:インド舞踊家・平林千亜紀さん、インド舞踊の会サランガイの皆さん
料金:無料(高校生以上は別途入館料が必要です)
予約は不要です。時間までにこども美術館にお集まりください。
目の前で繰り広げられる力強く感情豊かな舞踊をお楽しみください。

<インド舞踊家・平林千亜紀さんより>

南インド古典舞踊バラタナティヤム「Bharata Natyam」は、ヒンズー教寺院で神に捧げる奉納舞として生まれました。

手を伸ばす先に目が行き、
目のゆく先に心が行き、
心のゆく先に神がいる。

ダンサーは指先や顔の表情を駆使して心を表現し、大地を力強く踏みしめるステップから生まれる振動こそが神に通じる鼓動、それらが融合した時に神と一体になれると考えられてきました。

長い歴史の中で一時は衰退した時期もありましたが、19世紀に入り舞台芸術としても再び注目を浴びるようになり現在では世界各国に広まっています。

プロフィール:平林千亜紀さん(インド舞踊家)
1994年、インド舞踊に出会う。
1997年よりたびたびインドに渡り、南インドはチェンナイ在住の舞踊家、ミーナ・ラーマン女史に師事。主にアビナヤ(表現法)を学びながら舞台活動を展開してきた。現在も自主公演はもちろん、数多くのイベントに出演し、主宰する「インド舞踊の会サランガイ」の舞台を企画・演出・振り付けも手掛けている。また、俳優養成所の特別講師、生涯学習講座、子育て支援講座、などを通じて後進の指導にも力を入れている。

 

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