ベルナール・ビュフェは、終生さまざまな芸術表現に挑み続けました。ベルナール・ビュフェ美術館では、油彩、版画、水彩、ポスターその他を合わせて約2000点のビュフェ作品を所蔵しています。これらの中から、テーマを決め、企画展として、1年から1年半ごとに作品を入れ替えて展示します。

油彩

  • アトリエ 1947

  • 死 16 1999

  • ドン・キホーテとラバ引き 1988

  • ぺロス・ギレック 1973

  • 狂女:死者の顔をした二人 1970

  • 赤い昆虫 1963

  • ヴェネツィア:大運河 1962

  • ピエロの顔 1961

  • 夜会服のアナベル 1959

  • 窓 1950

20歳で批評家賞を受賞したビュフェ。当時、抑制された色遣いと、削り取ったような激しい線が大きな衝撃を与えました。
1999年に亡くなるまで、ビュフェはその人生とともに表現を変化させていきます。おだやかな色とシンプルな線へ、そして原色と力強い輪郭線へ。また、その的確なデッサン力と穏やかな色調の写実的な作品群に取り組んだ時期もあります。ベルナール・ビュフェ美術館では、ビュフェの生涯にわたる油彩作品を幅広く収蔵しています。

版画

  • 日本への旅 より 1981

  • 私のサーカス より 1968

  • 純粋の探求 より 1953

  • 声 より 1957

  • マルドロールの歌 より 1952

ビュフェは版画家としてもその才能を遺憾無く発揮しています。
銅板に鋭い刃物で直彫りし、その凹面にインクを詰めて紙に刷るドライポイントは、「線の画家」とも呼ばれるビュフェの鋭角的なフォルムの表現に適していました。
挿画本『純粋さを求めて』(ジャン・ジオノ原作)、『マルドロールの歌』(ロートレアモン原作)、『声』(ジャン・コクトー原作)は、ビュフェの版画表現と文学が融合した傑作です。
一部のドライポイント作品については、版画のみならず銅原版も所蔵しています。
リトグラフは水と油の反撥作用を利用した版画で、明るい色彩と伸びやかな線が織り成す洗練された表現が特徴です。「パリ」シリーズや「ニューヨーク」シリーズ、挿画本『私のサーカス』は、ビュフェのリトグラフを代表する作品です。

その他の技法による作品

  • サン・トロペ湾 1991 水彩

  • アナベルの肖像 1959 デッサン

  • くわがた虫 1975 ブロンズ

他にも、水彩画、インク、デッサンによる作品を収蔵しています。
美術館の入口にある昆虫の彫刻は、自然・生物を好んだビュフェの、珍しい立体の作品です。