弱冠20歳にしてフランス画壇に現れ、独自の画風を築き上げた具象画家ベルナール・ビュフェ。エキゾチックな美貌でパリの華となった、アナベル。多感な思春期の戦争体験と、幼年時に抱いた家庭内の不和という似通った陰を持つ二人は、1958年、運命的な出会いを果たす。戦後の熱狂渦巻くフランスにおいて、フランソワーズ・サガン、ジャン・コクトー、ジャン・ジオノら文化人と交流を持ちつつ、孤高の画家であったビュフェ。そして彼を終世支えたアナベル。彼らは41年という歳月を、冷めやらぬ情熱で、互いを深く愛し、尊敬し、その才能を認め合い、夫婦として、「Significant Others(重要な他者)」として共に生きた—。二人の生い立ちから出会い、戦後の美術や当時のフランス文化を紹介しながら、アナベルをモデルに描かれた作品、ビュフェとアナベルの言葉、写真から読む愛の軌跡。
アートディレクション:山本誠
ページ数:192P
サイズ:A5判 216×153mm
監修:ベルナール・ビュフェ美術館
出版:フォイル
ISBN978-4-902943-22-1

