クレマチスの丘のクリスマス

クレマチスの丘にあるミュージアムショップNOHARA BOOKSでは、さまさまなアートブックを取り揃えております。その中から、クリスマスに贈りたいアートブックをご紹介します。

染谷悠子とPLANT/PLANT

さいたまトリエンナーレに、メインヴィジュアルを提供している写真家・野口里佳の最新刊『夜の星へ』。
国際的に活躍する野口里佳の『夜の星へ』は、近年「光」を主題にしてきた作家の、4年ぶりとなる作品集です。
野口は自身が暮らしていたベルリンの街で、バスの窓から見える風景を撮影。ビルの窓、街路灯、車やバスのライト、都会にあるさまざまな人工的な光は幻想的で美しい光のかたまりへと変容され、この星の上ではなく、どこか宇宙空間を遊泳するかのような不思議な感覚を呼び起こしてくれます。あえて写真を選び編集せず、撮影した順にまとめた本写真集には、野口がバスで経験した時間が写し出され、すべての瞬間がかけがえのない時間であることを私たちに思い出させてくれるでしょう。

「夜の星へ」  野口里佳
一日の終わり、いつも乗る2階建てのバスの中から外の景色を眺めていました。暗くなった通りにはいろんな色の明かりが輝いています。バスはゆっくり夜の星を進んで行きます。
写真を撮ろうとカメラを窓に近づけると、ファインダーの中に光の風景が次から次に飛び込んできました。どの瞬間もシャッターチャンスに思えて、私は何度もシャッターを切りました。

詳細へ


クレマチスの丘

染谷悠子とPLANT/PLANT



イケムラレイコと川内倫子、2人の作家が詩と写真で交わす対話の書。
絵画、彫刻、ドローイング、詩、写真などさまざまな表現媒体を横断しながら制作活動を行う現代美術作家・イケムラレイコ。2014年、信楽で「うさぎ観音」を制作中のイケムラを訪問し、アトリエの様子を撮影した写真家・川内倫子。親交の深い2人が共有したアトリエでの時間、離れて互いの世界を放ちあい応えながら続く往復書簡の軌跡が1冊の写真集になりました。イケムラレイコが信楽で「うさぎ観音」の制作に取り組むなか生まれた言葉、それに触発された川内倫子の写真が対峙します。それぞれの旅とともにあった往復書簡も巻末に収録。

詳細へ

クレマチスの丘

染谷悠子とPLANT/PLANT



IZU PHOTO MUSEUMで開催中の展覧会「ヨヘン・レンペルト | Field Guide―せかいをさがしに」の関連書籍。10年以上にわたる生物学研究を経て、ドイツ・ハンブルクを拠点に活動する写真家ヨヘン・レンペルトは、生きものや自然現象をモチーフとしたモノクロフィルムによる作品制作を続けています。自身によりプリントされアナログの質感が保たれた作品は、科学的知見に支えられた精緻な記録であるだけでなく、生を受けたものたちへの温かな眼差しを感じさせます。 国内美術館として初めて開催されるレンペルトの個展を記念する本書は、展覧会コンセプトに連なり、野外観察に用いるフィールドガイド(Field Guide)に見立てたユニークな構成をなしています。同時にこれまでの活動を象徴する数々の作品が収録され、レンペルト作品のベスト盤とも呼べる作品集に仕上がりました。本書では、作品図版に加えて、作家による解説、学芸員による小論、網羅的な収録作品リストを通じ、作品に育まれる複層的な視点を解明する手がかりを提示してゆきます。

詳細へ

クレマチスの丘