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■「ふるさとの想い、帰還」展~特務兵・井上靖、湯ヶ島から出征した人々の記~
1937(昭和12)年9月2日 修善寺駅前見送り(左端・靖、中央・弟の達、右端・妹の波満子)
1937(昭和12)年12月天津の野戦予備病院、「行軍日記」
会期 2010年3月18日(木)~9月21日(火)
井上靖文学館では、井上靖30歳の時に記した「中国行軍日記」発見を機に、湯ヶ島から出征した人々の日記や戦地からの手紙を展示いたします。海をへだてた大陸の戦地へふるさとから送る人、送られる人。それぞれの「ふるさとの想い」が、残された資料から浮かびあがります。
これらの資料は、いずれも家族の手によって大切に保管されてきました。そこには井上靖や湯ヶ島の人々に限らず、現代の私達にも通じる家族の想い、ふるさとの想いが溢れています。
今も変わらない心を感じていただければ幸いです。
この展示は好評につき、会期を9月21日まで延長いたします。
展示内容につきましては、終戦時38歳の井上が執筆した毎日新聞の記事や、その当時の湯ヶ島の様子などに一部変更いたします。
また、「中国行軍日記」に書かれている「ワサビ羊羹」の復活販売も反響が大きく、井上の誕生日5月6日にちなみ、毎月6日に文学館で限定販売いたします。
<展示内容>
■「中国行軍日記」などを初公開(継続公開)
井上執筆記事「玉音 ラジオに拝して」、「終戦日記」原稿
中国の行軍写真、風景写真など20点追加展示
■ ふるさとの想い・甦る
戦地から湯ヶ島への手紙を展示
上狩野村の人たちの寄せ書きした「絞り染め日章旗」などを展示
■ 終戦の頃の人、街の様子を知ろう
1945年終戦の頃の湯ヶ島の写真
資料提供:井上修一、杉山三昌、浅田たつ子、田村千恵美、鈴木三與志、菅沼正義
後援:井上靖記念文化財団、井上靖ふるさと会、劇団しろばんば
お問い合わせ
井上靖文学館 電話055-986-1771
井上靖文学館 2010年夏のイベント
2009年夏に開催された「ふるさと高座」の様子
井上靖文学館では、この夏“旬”の催しを用意しました。
井上靖のふるさと・天城湯ヶ島の方々が講師を務める講座です。
事前のご予約は不要、参加費は入館料のみ(共通券も可)ですので、お気軽にご参加ください。
<夏休みの催し>
◇第3回ふるさと高座 「湯ヶ島弁の『しろばんば』~夏~」
日時:2010年7月18日(日) 13~14時
内容:『しろばんば』の夏を湯ヶ島弁で演じます。
へい淵の川遊び、台風の襲来の場面展開を子どもと大人が演じます。
◇第4回ふるさと高座 「読書感想文入門 ~作文の気持ちになろう!」
日時:2010年8月14日(土) 13~15時(休憩含む)
対象:小学4年生~中学3年生 定員10名
内容:井上靖の『しろばんば』や『あすなろ物語』を読んで、カンタンに作文してみよう。
◇第5回ふるさと高座 「湯ヶ島の食文学を味わおう」
日時:2010年8月21日(土) 13~14時
内容:湯ヶ島のお盆の風物と季節の詩の朗読を楽しむ催しです。
会場はすべて井上靖文学館です。
開始時間前にお越しください。
※「ふるさと高座」について
井上靖文学館では、井上靖のふるさと、湯ヶ島の方々を講師としてお招きして『しろばんば』やそれを取り巻く世界を楽しんでいただけるよう不定期にイベントを開催しております。どなたにもお気軽に参加していただけますよう、あえて「講座」でなく落語に用いられる「高座」という文字を使用しております。
<問い合わせ・連絡先>
井上靖文学館
TEL 055−986−1771
開館時間 10:00~18:00 水曜休館